〜 遊方ノート

〜 噺のロッキン・オン 〜

遊方を取り巻くさまざまの状況、日々の雑感など自筆エッセーを掲載しています。

〔※ 旧「遊方雑記」を継承したコラムです〕

極上プリンにロッキン・オン!

こないだお裾分けでプリンをもらった。プリンといってもただのプリンではない。その名も「極上」!!極上でっせ。またお店の名前も「極上プリンの専門店・スイーツマジック」というえらくタイソな名前で、聞けゃあ岐阜市にあるだけやのに全国から注文が殺到、取り寄せるのに何日も待たなアカンすごいトコロの商品であった。

値段も5個入りで4000円弱というから1つ約800円!「ひえ〜っ、エライ値段やんっ」

で、付属の冊子には職人・所浩史さんて方の写真がドドーンと載っていて商品の解説なんかが書かれてるのだが、中でも「美味しい召し上がり方」って説明がまた面白かった。

だって取り出し方が、「少しずつ引き出し、3つほど容器が出て来たらそこで止めて全体のフォルムをお楽しみ下さい」‥って「何で3つ見えたらいったん止めなアカンねん」とツッコミたくなるよなこんな調子。

他にも、「容器を手にしたらつかみ心地の良さを確かめて」とか「呼吸を整えて」とか「五感を徐々に解放して」とかなんぼほど細こぉ指示すんねんなと言わんばかりのオンパレード。

さらには「ふたを開けたら、スプーンを入れる前に、まずは鼻を近づけ、やさしい香りを楽しんでください」と、ここまでくれば「好きに食べさせろや」って気持ちも通り越して、素直に従おうって気にもなってくる。そしてついに(これも指図どおりに)、そっと上の方から味わってみると‥

「うん、うまいっ!!!」

とろける舌触りと魅惑的な甘さ!食べ進めるにつれ変化する香りと味わい!クリーミーなのにさわやかな余韻!いや〜ホント、うたい文句に偽り無しやね、あああ‥エクスタシィーぜよ。

なお、このプリン、冷やした時に一番美味しくなる(らしい)陶器に入って専用のスプーンが付いているのだが、どちらも黒のオシャレな形なので、洗った後は鉛筆立てや冷奴さじにも使える(せめて一輪差しやマドラーに使えよf^_^;)。

しかしこーゆーこだわりってともすれば、ラーメン屋とかにいそうな頑固オヤジみたいに嫌な印象を与えがちなのだが、そーならないのは、ある種ギャグかと思える食べ方マニュアルなんかに遊び心を感じたから。そしてこの可笑しさこそに職人の魂を見たのであった。

2008年09月29日(月)03時52分 記す

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